法定相続人でなくても相続になることはできます。

法定相続人としての権利を持っていない人でも被相続人の遺志や遺族の協議などで遺産を相続することができます。
また相続人を増やすと相続税は低くすることができます。
相続税は遺産をもらった人がかかる税金です。遺産の額が大きい人ほど税率が上がる累進課税になっています。
そのため遺産を多くの人で分けて一人当たりの遺産の金額を少なくすれば相続税はとても安くなるという仕組みがあります。

 

例を見てみましょう。
3億円(基礎控除後)を残して亡くなった方がいたとします。
この遺産を遺族の誰か一人が全部もらった場合はこのようになります。
3億円×税率45% − 控除額2700万円 = 1億800万円

 

 

しかしこれを、人で均等に分けた場合はどうなるでしょうか?

 

 

 

一人あたりは3000万になります。すると一人当たりの相続税は以下の通りとなります。

 

 

3000万円×税率15% − 控除額50万円 = 400万円

 

以上のことから一人当たり400万円で済むんです。全体(10人)で計算しても400万円の10人分ですので4千万円で済みます。

 

 

 

一人でもし遺産をもらう場合はこの2倍以上の税金がかかることが分かるでしょう。

 

また気をつけておきたい点があります。

 

「法定相続人が相続した場合や、

 

法定相続人であったとしても親子以外が相続した場合納付すべき相続税額が2割加算される」

 

という点です。

 

相続税は一旦遺族全体で基礎控除の計算などをした後に3もらった各々にもらった遺産額に応じて課せられる税金です。
法定相続人でない人や配偶者親子以外の兄妹姉妹などなどの場合相続税の税額を算出するとそれに2割加算した額を納付するという点を忘れてはいけません。

 

相続税は、「直系尊属(実子か両親)」「配偶者」が相続するというのが基本です。

 

それ以外の人が相続する場合は、割増料金(2割加算)ということになっているのです。

 

 

 

「2割加算」にならない人というのは、以下のとおりです。

 

これ以外の人が相続した場合は、必ず相続税が2割加算になります。

 

配偶者・両親・実子
代襲相続をした孫(実子が死亡してその子どもつまり孫が代襲相続をした場合)