遺言書

遺言書があるケースではすべてが遺言書通りとはいかないまでも基本的にはその記した遺言書にしたがって財産を分けることになります。遺言がない場合だと法定相続人が自分たちで話し合いと、取り分を決めていくことになります。この時よく話しに出るのが先の法定相続分です。

 

なのでご両親が遺言書を残してくれたか否かというのはとても重要なポイントになります。

 

遺言書をしっかりと作ってもらおう
遺言書とは遺言を書面に記したもののことを言います。に
があれば相続は遺言書にしたがって進めていくことが基本になります。

 

いい事は法律的に誰にどういった財産をどれだけ相続させるかを被相続人(例えば親)が相続人に教えるものです。

 

誰がどれだけの財産を相続できるかについては法定相続文に従わなければならないと勘違いしている方がいらっしゃいますが、先にお伝えした通り基本的には遺言書が優先されることになります。

 

 

中には自分達は法定相続文に従って相続せればいいだけだから遺言書は特に書いてもらう必要はない。と考えていらっしゃる方もいます。ただ遺言書がない場合は自動的に法定相続文で財産を分けるだけではなく法定相続人全員が話し合い取り分を決めることになります。

 

お金は誰しも必要なものです。
遺言書がないとだから親族間で話し合うことになり揉めに揉めて最悪裁判にまで発展することもあります。
そういった無駄ないざこざを回避するためにもなるべく遺言書を書いてもらうことをお勧めします。

 

財産を全て余すことなく洗い出して、誰にどういったものを相続させたいか遺言書で指定しておけば、
親も交えた話ができれば兄弟同士でも話がしやすいと思います。
そうすれば皆さんにとっても財産を褒めることなく希望通りに引き継ぐことができる可能性が高くなります。

 

 

ちなみに遺言書を書いてもらえば法定相続人以外でも財産を引き継ぐことができます。
例えば「自分だけでなく親の面倒をよく見てくれた自分の配偶者にも財産を相続させてあげたいな」と思うならその旨を親に伝えて遺言書に書いてもらえば法定相続人ではない方も財産を残してもらうことができます。

 

余談ですが海外ではペットに相続をさせる方法もありますが残念ながら日本の法律では相続できるのは人だけでペットに財産を相続することはできません。

 

真剣にペットに財産を相続させたいと親が真剣に考えていればペットお世話をする人に財産を相続させることが妥当な案だと思います。

 

自筆証書遺言をつくってもらう

 

遺言書には

 

@自筆証書遺言

 

 

 

A公正証書遺言

 

 

 

B秘密証書遺言

 

 

 

の3つがあります。ここではまず@の自筆証書遺言をご紹介します。

 

 

 

[ 自筆証書遺言 ]

 

これは多くの人が遺言書と聞いて想像するものです。

 

よくテレビはドラマで見るようなタンスの中にしまってあって封筒を開けると手書きで遺言が書いてあるもののことを言います。

 

これは文字通り自筆で書いた遺言書です。

 

 

 

自筆証書遺言は、

 

 

 

・気軽にどういった時でもかける。

 

 

 

・人に知られたくないようを秘密にできる

 

 

 

・お金はほとんどかからない

 

 

 

・証人はいらない

 

 

 

このような利点があります。

 

だから遺言書を書いてもらおうと思ったら一番書きやすい遺言と言えるでしょう。

 

遺言書を書く紙は特に決まっていませんただ長い年月を保存することを考えれば耐久性のある和紙便箋がおすすめされています。

 

 

 

ただ注意が必要です。

 

そもそも遺言書が決められた形式に整っていないと法律的に無効となってしまうということは多くの方はご存知だと思います。

 

どのの遺言書でも共通なんですが「日付がなかったり」「不動産の所在地や記載方法が違う」というものがあるだけでも効力が消えてしまいます。

 

 

 

そこでなるべく出来ることなら弁護士や司法書士といった専門家に一度確認してもらい法律的にこの遺言書は有効でありますよというお墨付きを事前にもらっておくことが大事です。

 

ただ弁護士や司法書士を身近な人に紹介してもらうというのは難しいかと思います。

 

あてがない人は地域の弁護士茅司法書士課に電話をして紹介してもらうことがあっています。また日本司法支援センターで紹介してもらうことも可能なのでこのことを覚えておくと後々楽になりますよ。

 

 

 

遺言書が封印されている場合(封をして印が押してあったり、「〆」「緘」「封」などと書かれている場合)には、検認の前に封を開けてはいけないことになっています。

 

 

 

仮に誤って開封してしまった場合は遺言書が無効になることはありませんが後で変造や偽造などをめぐって兄弟で褒めることがあることがあります。

 

 

 

封印されていなくても検認の手続きが必要です。

 

自筆証書遺言を見つけたら必ず裁判所の検認を受けるようにしてください。

 

 

 

また遺言に沿って皆が名義書き換えの手続きをするときも裁判所が発行する検認済みの証明書が必要となるということは覚えておいてください。

 

 

 

検認の申請をしてから証明書が発行されるまでの手続きは約2か月の時間が必要となります。

 

これを読んでる方が財産を相続してもすぐに財産分けることはできません。

 

従って相続した後はすぐ手続きを始めたいなら自筆証書遺言はあまり向いていません。